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屋根補修にDIYで挑戦

こんがっち

瓦


3年半ほど前、実家の物置小屋(60年以上前に建築)の軒先の補修を
自分で実施した時の事を書きたい思います。

軒先の瓦が10年以上前に、割れてしまいました。
恐らく台風とかの強風で木の枝か何かが飛んできて割れたのだと
思います。

その為に、雨漏りするようになり下の、瓦の下の板も腐り、その板の
下の垂木も腐り、梁も腐り、土壁も半分以上崩れ落ちている状態
でした。

もっと早く直せばよかったのですが仕事も忙しく、ほったらかして
置きました。

仕事を退職したのもあり、このままでは崩れ落ちるのも時間の
問題なので、自分で補修することに決めました。

屋根補修

屋根に乗ると崩れ落ちそうなので、まずは下の構造体の補修からです。
柱を交換する為には、壁を全て取らなくてはいけません。

壁は、昔ながらの土壁で、竹を編んだ上にワラを練り込んだ土が塗って
あります。
この撤去が想像以上に大変でした。思ったより量が多く、一輪車で畑の
隅に捨てに行ったのですが、10回以上往復しました。

柱が腐っていたので、瓦の重みで少し屋根が下がっていました。
慎重にジャッキアップして、新しい柱を、腐った柱の横に入れてから
古い柱を撤去する。という方法をとりました。

20200207_152515[1]

本来なら、ほぞ組で固定するのでしょうが、そんな技術も時間も
無かったので、金具で固定していきました。

20200207_152415(0)[1]

瓦は、かなりの荷重があるので、上下の固定は適当でも瓦の
荷重で抑え込まれるので心配いらないと思いました。
横のずれは、地震の時心配なので意識して、しっかり固定しました。

いよいよ瓦の補修です。
まずは、瓦の取り外しからです。5列(約50枚)はがしました。
一人で作業していたので、瓦が乗るぐらいの籠にロープをつけて
2枚づつ下におろすという方法をとりました。これも結構、大変
でした。

瓦は、野地板の上に杉皮が貼られていて、その上に瓦を引っ掛ける
横桟があり、土壁と同じように、練った土で瓦が固定されていました。

20200207_152358[1]

新しく野地板を貼り、その上に防水用にアスファルトルーフィングを貼ろうと
思ってホームセンターを回ったのですが、高価で、1本売りです。
そんな長くいらないし、どうしようかな?って思っていたのですが
そうか!今まで、杉皮でも瓦が割れるまでは漏れなかったんだから、
板材でもいいんじゃないかと思い、薄いベニア板を野地板の上に
下から上に重ね合うようにして貼りました。

基本的に、瓦は形状的に雨が下には漏れません。
台風とかで下から上に雨が吹き込んだ時のみ浸水します。
1年に1回あるかどうかなので、仮に吹き込んでもベニアの上を
軒先側に雨が流れて、しみて下に落ちることは無いし、
次の浸水までには乾燥します。
ちなみに補修してから、何度か台風の直撃を受けましたが
雨漏りしていません。(野地板に雨水のシミもありません。)

瓦は予備が建物の裏側に何枚かあったので割れた部分はそれに交換
しました。恐らく建物を建てた時、瓦屋さんが補修用に置いていった
瓦だと思います。

瓦の固定をどうしようかと思ったのですが、瓦の上部の真ん中に
小さな穴が開いた使われていない瓦が数枚ありました。
穴は瓦が重なり合う部分に開いていて水漏れの心配はありません。
(たぶん、他の建物に使用した瓦の予備)

それを見て、同じように穴を空けて横桟に瓦を引っ掛けて釘で
打ち込めばいいかも?って思い、早速実施してみたところ、
大丈夫そうです。
瓦の上部は横桟に引っ掛けられるように少し出っ張りがある
形状でした。
ちなみに穴は磁器用ドリルキリを使用しクギはステンレスを使用しました。

瓦固定

あと建物の壁とのつなぎ目は余った瓦をディスクグラインダーでカット
して漆喰を塗って、固定しました。
漆喰は初めて使いましたが糊が強く、モルタルより難しかったです。
本当は何度か薄く塗り重ねるときれいにいくようですが、まあ、そんなに
人目に付く場所にある物置小屋じゃないので1回塗りでよしとしました。
案の定、ヒビ割れが入りましたが、防水上は問題ない場所だったので
今でも、そのままです。

漆喰


側面は波板を貼りました。
波板については、このブログのこちらの記事を参考にして下さい。

20200207_152836[1]

雨どいも一部割れていたので交換して付け直しました。

20200207_152849[1]

週末、こつこつとやっていったのですが3ケ月ぐらいかかりました。
費用は正確には覚えていないのですが、5万円ぐらいだったと思います。

屋根補修2


屋根を、補修して改めて先人の知恵と技術に驚かされました。

屋根瓦の形状を考えた人は天才です。
重ね合わせていくと水漏れしない形状になっています。

土壁も火災の時などは防火の役目を果たすのだろうと思います。

身近な自然にある素材の組み合わせだけで家を建ててしまうなんて

昔の人って本当に凄い!!




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Posted byこんがっち

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